5#6でのラダー(左右旋回)の調整
LamaやRobins22ではラダー(左右旋回)がプロポのトリム調整範囲外になった時はコントローラの【PROPORTIONAL】ボリュームで調整できますが5#6では機体に搭載されているコントローラにはそれらしいボリュームはありません。

モーターやブレードの経時変化でプロポのトリム調整範囲外になった時の対応策です。

プロポの改造を行います。プロポを改造しますから他の機体には使えなくなります。その機体専用のプロポになってしまいます。

ラダー用ボリュームの固定位置を変えてしまいます。ただ、現状のままですとラダー用ボリュームに取り付けられている中継基板がジャマになりますから基板を撤去してリード線をボリュームに直付けしてしまいます。

このリード線はスティックの動きに連動していますので半田付けのみですと断線の可能性があります。ホットボンドや接着剤で保護しておくと良いかと思います。

調整に入る前に元の位置に戻せるよう、ボリュームの現在位置をマーキングしておきます。

ボリュームを軸方向から見て反時計方向に廻すと機体は右旋回(上から見て時計方向に旋回)します。

プロポのラダートリムが中立の状態でほぼ旋回が止まれば調整完了です。
バッテリの消耗状態で微妙に旋回状態は変動しますから必要以上の細かい調整は無意味です。

改造前

改造後

リード線の保護

取外した中継基板